BRUNO(ブルーノ)のホットプレートは、コロナ禍のお家時間を充実するために、多くの人が購入したホットプレートですが、
「実際のところ使いやすいの?」
「あまり聞いたことがない会社なので心配」
という人もいるようですね。
ブルーノのホットプレートは、「買い」なのか、「買ってはいけない」なのか、どっちなのでしょうか?
結論を先に言いますと、「機能的にはBRUNO以外のホットプレートの方が良いものがある」です。
では、なぜオススメできないのか。2年間使用してきた私から、使用感と使ってみての購入のメリット・デメリットをお伝えできればと思います。
ブルーノホットプレートの口コミ
ブルーノホットプレートの口コミを調べたら、概ね以下の通りでした。
- コンパクトな所が良い
- デザインもすごく可愛くインテリアとの馴染みも良く、テンションが上がります。
- とても便利
概ね、初期の使用感や第一印象で投稿している人が多いようです。私は、2年間使用してきた感想からメリット・デメリットをお伝えできればと思います。
デメリット
まずは、デメリットです。
プレートの劣化が早い
ホットプレートは、プレートを電熱線で熱すると言った、非常にシンプルな構造になっています。
もちろん、プレートは外して洗剤で洗うことができ、清潔に保つことが可能ですが、比較的ベタつきが取れにくく、軽く洗ったあとに食洗機で仕上げていたのですが、どうも、表面のテフロン加工が劣化してきて、くっつきが発生することも。
空焼きをすることはなかったはずで、1年ぐらいで色が変わってきて劣化の状態が出てきました。もちろん金属ヘラとかは使ったことがありませんが、意外と早く劣化してきています。
意外と油が跳ねる
ブルーノは、たこ焼きプレートを使って、アヒージョや焼売を作っているのを見て「楽しそう」と思って購入した人も多いかと思います。
実際にアヒージョや 焼売は簡単に作れますが、油がかなり跳ねます。
アヒージョは、熱したオリーブオイルに食材を入れて食べますが、食材に水分が残っていると、油と反応して弾けることもたまにあります。
これも、少し大きめの普通の鍋を使ったほうが良いと思います。なぜなら、弾けた油は高温で火傷をする可能性が高いため、食卓ではあまり向かないのかもしれません。
蓋が腐食する
これは、意外と面倒なんですが、そもそも新品の状態でも、油がついたら落ちにくい塗装の素材を使っています。
そこで、ある程度洗剤で洗ったあとに、食洗機で洗うと、比較的油もしっかり落ちて綺麗になります。ですが、それを何回か繰り返し使っていくと、蓋の塗装の内側が腐食したのか、茶色に変色し、盛り上がった状態になってきました。
とりあえず使えるとはいえ、あまり見た目がきれいな状態ではないですね。
グリルプレートは洗いにくい
オプションで購入したグリルプレート。肉を焼くときれいな焼き色がついて、食欲をそそるのですが、グリルプレートを使い終わったあとに、溝にたまる油を取り除くのが、かなり面倒です。
スポンジで繰り返してスポンジで洗わなければ油は落ちなくて、油が残ってしまうと不衛生になってしまいます。かなり綺麗にした上で、食洗機に突っ込むとだいぶ良くなりますが、それでも油が残っていることも多いようです。
ツマミが故障しやすい
コレは、口コミに多かった情報ですが、ブルーノホットプレートの電源と火力調節は、一つのつまみで操作しますが、意外と破損することが多いようです。
保証期間は2年なので、2に年以内に故障した場合には保証対応になるようですが、それを超えてしまうと、修理代がかかります。(修理費は、ネット情報だと1,000円ぐらいでした)
いちばん大事なところが破損してしまうと、ホットプレートは使えなくなってしまいますので、修理をしなければ廃棄するしかなさそうです。
メリット
とはいえ、ブルーノホットプレートはいいところもあります。
ちょうどいいサイズ・デザイン
うちでは、5人家族でコンパクトホットプレートを使っていますが、大きい方が使いやすいのかもしれませんが、十分に使えて足らないと感じたことはありません。またブルーノは、出しっぱなしにしていても、キッチンがごちゃごちゃした感じには見えない可愛いデザインで目を楽しませてくれます。
食器洗浄機があれば最強
蓋やプレートは、少し油の落ちが良くないため、普通に洗剤で洗っただけだと、なんとなく油が残った状態になります。
ですが、洗剤を使ってスポンジできれいに洗って水で流したあとに、食器洗浄機に突っ込んでおけば、油汚れもまとめて落ちて、ベタついた感じもなくなりますので、非常に良いです。
結論
じゃあ、結局どっちなの?と聞かれたら、
「ブルーノのホットプレートは、シンプルでおしゃれなところは良いけど、機能的にはイマイチ」
というのが正直なところだと思います。少し機能が劣っても、オシャレな家電で食卓を楽しみたいということであれば、ぜひご購入いただければと思います。
ですが、とはいえ片付けやで頑張らなければならないし、食洗機もないんだったら、ほかのものがいい。
というのであれば、お勧めできるのが象印の「やきやき」です。
やきやきは、耐久性が高い「遠赤トリプルチタンセラミックコートの深型プレート」を使用していて丈夫で長持ち。プレートに金属ヘラも使用可能です。
また、プレートの溝が傾斜していて落ちた脂が流れやすい「傾斜溝つき焼肉プレート」で、油切れ約50%アップ、油の飛び散りを約50%カット。しかも、溝の形はV型で、汚れが溜まりにくい形になっているため、洗う手間もカットです。
大きさも、ブルーノより少し大きいサイズですが、食卓を占領することなく、囲んで使うことができます。
まとめ
ブルーノのホットプレートは売れていて置いてあるだけでオシャレな家電で食卓が映えますが、すこし疑問な部分もあります。
私としては、値段は1万円弱と決して安くはありませんので、できるだけ長く使える物がいいと思います。
そうなると、プレートの基本的な性能が高い、象印やきやきが良いと思います。長く使えることで、結果として負担もさがりますし、値段的にもブルーノと比較して、割高な感じはありません。
また、油の飛び散りも抑えて安全性も高くなっています。家族でやけどしてしまうと、楽しい食事が台無しになってしまいますよね。
ぜひ、象印のやきやきをお試しいただければと思います。