「家族での潮干狩り行きたいけど、意外と料金が高いよね。」
「潮干狩りは、家で食べれる分が少し採れれば楽しめるんだけど」
地方に住んでいる人からすると、「海にある貝を採るのは普通タダじゃない？」と思う人も多いかと思いますが、東京から身近に行ける潮干狩りの場所は「千葉県や神奈川県」しかも「内房」でアクアラインを渡った木更津市などに集中しています。
ですが、そのほとんどが有料。大人だと２千円（2キログラム）ぐらいの料金がかかります。
スーパー等でアサリを購入する場合には、おおむね１００グラムあたり１５０円だと思いますので、普通に買うよりは有料の潮干狩りでのアサリの方が安いと思います。ですが、4人家族で8キロは食べるのも大変かもしれません。
また、有料の潮干狩り場所では、アサリなどを撒いてて比較的簡単にたくさん取ることができますが養殖となります。無料の潮干狩りはそこで育っているものだけになり、無料ということで人が殺到することによって、たくさん採るには難易度は上がります。ですが、無料の潮干狩りでとれるアサリは天然もので、この場の水と空気で育ったものになります。
天然アサリを楽しむことが出来る、関東近辺における無料で楽しめる潮干狩りの場所をご紹介します。
なお、無料の潮干狩りの場所は、行政が管理している場所が多く、持って帰っていいアサリ等の大きさや、使っていい道具などを制限していることが多いです。楽しく潮干狩りをするためにも、ルールを守った上で楽しむようにしましょう。
潮干狩りは、事前の準備が大切。
しかも、無料の潮干狩りの場所は、その場で生息している天然のアサリになりますので、採りきってしまえば、自然繁殖しない限りは再びとることは出来ません。
3月ごろから潮干狩りが出来ますが、潮干狩りが出来るようになってから、いかに早い時期の大潮を選んで採りに行くかといった日程選びが重要になります。
まだ寒い時期になってしまうかもしれませんが、３月がベストですが流石にまだ風も水も冷たいので、事前の天気予報で気温をチェックしながら少しでも暖かい日を選んでいくといいでしょう。
潮干狩りの事前準備
ってとこでしょうか。事前準備するカゴは、１００円ショップのもので十分ですが、より雰囲気を楽しむために次のようなものもあります。
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また、小型のクーラーボックスはこのようなものがいいと思います
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千葉ポートパーク（千葉県千葉市）
千葉県人の人口500万人突破を記念して整備された千葉ポートパーク。この全面にある砂浜が天然のアサリなどが取れる無料の潮干狩りスポットになります。東京湾や千葉県を一望できる「千葉ポートタワー」は「千葉ポートパーク」に隣接し、パーク内のビーチプラザでは潮干狩りを楽しめます。アサリやホンビノス貝（白ハマグリ等と呼ばれる）が採れ、無料で潮干狩りができます。
| 名称 | 千葉ポートパーク |
| 所在地 | 千葉市中央区中央港１丁目１０ |
| 交通 | JR京葉線・千葉都市モノレール『千葉みなと駅』下車 徒歩約10分 |
| 設備 | トイレ・水場・無料駐車場あり |
| 潮干狩り の規定 | 熊手などの使用禁止 ２．７cm以下のアサリ、３．０cm以下のハマグリの採取禁止 |
東扇島東公園（神奈川県川崎市）
平成20年4月に川崎市川崎区東扇島に人工海浜を有した公園としてオープンした東扇島東公園。広大な園内では、海と空と緑を満喫でき、飛行機や大型船舶などを眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせます。
この公園はちょっとした穴場の潮干狩りスポットで、都心からも近くバーベキュー場（要予約・有料）もあるので、一日ゆっくり遊ぶことができます。ただ、比較的夏の間は海からの風が強いので、パラソルやテントを設置した人は気をつける必要があります。
| 名称 | 東扇島東公園 |
| 所在地 | 川崎市川崎区東扇島５８−１ |
| 交通 | JR京浜東北線 川崎駅よりバス「東扇島東公園前」下車 |
| 設備 | トイレ・水場・有料駐車場あり |
| 潮干狩り の規定 | ２センチ以下のアサリ採取禁止 一人２キログラムまで。 幅15cm以下の熊手に限って使用可能 ジョレンなどの貝採り用具の使用は厳禁。 |
海の公園（神奈川県横浜市）
八景島シーパラダイスを望むこの「海の公園」ゴールデンウィークなどに超混雑している潮干狩りとして、ネットニュースや新聞を賑わすのは、おそらくここ。大混雑するので、お子さんと一緒に行動する人は、迷子にならないように、目を離せないようにしましょう。
| 名称 | 海の公園 |
| 所在地 | 横浜市金沢区海の公園１０番 |
| 交通 | シーサイドライン「海の公園南口」駅からすぐ |
| 設備 | トイレ・水場・有料駐車場あり |
| 潮干狩り の規定 | 幅１５㎝を超える貝採り器具の使用禁止 ２㎝以下のアサリ採取禁止 一人が一度に採る貝の量は２㎏以内 |
野島公園（神奈川県横浜市）
野島公園は横浜市にある平潟湾の入口に浮かぶ島にある公園で、展望台やバーベキュー場（有料ですが）などの施設がたくさんあり、自然繁殖している貝類を無料で潮干狩りできるため、毎年多くの人が訪れます。採れる貝は、アサリやシオフキ、カガミガイ、マテガイがあります。海の公園ほどではないものの、ピークには混雑するこの野島公園。駐車場は比較的早い時間に満車になりますので、公共交通機関での移動をお勧めします。
| 名称 | 野島公園 |
| 所在地 | 横浜市 金沢区野島町２４ |
| 交通 | シーサイドライン「野島公園駅」下車 徒歩5分 |
| 設備 | トイレ・水場・有料駐車場あり |
| 潮干狩り の規定 | ジョレン使用禁止 幅が15cm以下の熊手は使用可能 ２cm以下のアサリ採取禁止 |
最後に
無料で楽しめるのは、潮干狩りを楽しむ一人ひとりがルールを守ることによって維持できます。小さいサイズのアサリは、持って帰らず海に戻して、規定以上のものだけにしましょう。
また海をきれいな状態で保つことがアサリにとってもいいと思いますので、ゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。
